米最高裁は、App Storeの手数料をめぐり長年続いているEpic Gamesとの法廷闘争において、Appleが侮辱罪の認定を不服として提起した上訴を審理することを決定した。今回の判断は、Appleが外部決済に対して高額な手数料を課したことで2021年の命令に違反したとする下級裁判所の判決を受けたもの。
最高裁の判事は、裁判所が命令の内容に明示的な禁止事項がない場合でも、その差止命令の「精神」に反したとして企業を侮辱罪に問えるかどうかを検討する。Appleは、第9巡回区控訴裁判所のアプローチが他の巡回裁判所の基準と矛盾していると主張している。根底にある紛争は、約7年前に遡る。2025年4月、連邦地方裁判所の判事は、開発者がユーザーを外部の決済手段へ誘導することを許可するように命じた2021年の判決後も、Appleが外部決済へのリンクに対して最大27%の手数料を課したとして、同社を法廷侮辱罪と認定した。控訴裁は12月、この侮辱罪の認定をおおむね支持した。最高裁は10月に始まる開廷期中に弁論を聞く予定であり、2027年6月までに判決が下される見通しである。Epic Gamesは、同社が違法かつ反競争的と呼ぶ「ジャンク手数料」との戦いを続けると表明。Appleは、今回の再審理は法的に重要な問題を提起するものだと説明している。