テスラは「2025インパクトレポート」を公開した。同社はエネルギー、蓄電、輸送、製造といった製品群を通じ、驚くべき豊かさに満ちた世界を構築するという使命に向けた進捗を報告している。
レポートでは、効率性、車両の安全性、価格競争力を高めると同時に、経済の脱炭素化を推進する上で人工知能(AI)が果たす役割が強調されている。テスラは、コスト削減には大量生産が不可欠であると指摘し、ベースモデルのModel 3の価格が米国の新車の平均価格を下回っていることに言及した。
また、運用コストの面でも、Model Yの後輪駆動モデルは1マイルあたり0.77ドルであり、トヨタRAV4の0.81ドル、ヒョンデIoniq 5の0.85ドル、BMW X3の1.15ドルと比較して経済的であると強調した。
排出ガス削減の面では、2025年にテスラの顧客は3700万メートルトンの二酸化炭素排出を回避した。これは約500万世帯の年間エネルギー使用量に相当する。さらに同社は、車両1台あたり平均17年の耐用期間中に約32トンの排出を抑制できるとしている。
レポートにはCybercabの進歩についても詳細が記されており、新しい反応射出成形(RIM)プロセスの導入により塗装工程が短縮され、製造時の排出ガスを35%削減するとともに、揮発性有機化合物の排出を排除している。テスラは4680バッテリーセル、ステア・バイ・ワイヤ技術、アンボックスド・プロセスなどのイノベーションを活用し、この車両をロボタクシー・フリートの主力モデルとして展開する計画である。