米国では使い古されたタイヤの5本中約4本がリサイクルされており、他の一般的な素材を大きく上回っている。この数字は米国タイヤ工業会による最新の報告書で明らかになった。
データによると、近年、廃タイヤの79%が何らかの形で回収・再利用されている。この比率は、紙の68%、アルミ缶の45%、ペットボトルの29%を上回る結果となった。
2023年の廃タイヤの用途別内訳では、燃料としての焼却が33%で最大シェアを占めた。また、遊び場の表面材や改質アスファルトなどの製品に使用されるゴム粉末は全体の約28%を占め、2019年から29%の増加となった。
不法投棄されたタイヤの備蓄量は、1990年の10億本以上から2023年には4,800万本未満へと大幅に減少した。その一方で、タイヤの摩耗により発生する微粒子が、世界全体で年間推定600万トン、水路へと流出し続けている。