トランプ大統領は水曜日、超党派による住宅手頃価格化法案の署名式を突然中止した。同氏は議会に対し、自身が優先する選挙制度改革法案「SAVE America Act」を先に可決するよう要求した。この動きにより、イランとの戦争対応をめぐってすでに不満を募らせていた共和党上院議員らとの間で緊張が高まっている。
トランプ氏は6月25日に連邦議会議事堂を訪問し、共和党の上院議員らと面会した。同氏は、投票登録時の市民権証明および投票時の写真付き身分証明書の提示を義務付ける「SAVE America Act」が上院で承認されるまで、住宅関連法案の署名式を白紙撤回した。
ジョン・コーニン議員やトム・ティリス議員を含む上院議員らは不満を表明した。コーニン議員はこの決定を不可解だと評し、ティリス議員は住宅関連法案を人質に取ることは理にかなっていないと述べた。
トランプ氏はまた、NATOのマルク・ルッテ事務総長との会談で欧州の同盟国を批判した。同氏は、彼らに対して金銭よりも忠誠を求めていると強調した。
住宅関連法案については、トランプ氏が10日以内に拒否権を行使しなければ、いずれ法律として成立する見通しである。民主党側は今回の出来事を、トランプ氏が住宅価格の懸念よりも選挙戦を優先している証拠だと指摘している。