土曜日、パキスタンのイスラマバードでJD・ヴァンス米副大統領がイラン代表団と会談した。数週間にわたる戦闘を経て先日発表された2週間の停戦を維持するため、ワシントンとテヘランによる異例の直接交渉が開始された形だ。この交渉はパキスタンが主催・仲介しており、地域における緊張状態が続く中、停戦の範囲や履行をめぐる不透明感が漂っている。
ワシントン・ポスト紙などの報道によると、4月11日土曜日、パキスタンの首都イスラマバードで交渉が開始され、米国代表団はJD・ヴァンス副大統領が率いた。
ワシントン・ポスト紙は、両国の直接交渉に先立ち、パキスタンのシャバズ・シャリフ首相が米・イラン双方の代表団と個別に会談したと伝えた。複数の報道において、今回の停戦外交においてパキスタンが中心的な役割を果たしていると評されているが、仲介の詳細や休戦の正確な条件については依然として限定的な情報しか明らかになっていない。
停戦自体は、パキスタンの仲介による2週間の戦闘停止として広く認識されている。しかし、複数の報告によれば、ホルムズ海峡における海上保安の問題や、イスラエルとヒズボラをめぐる衝突など、休戦維持を左右しうる重要な争点が残されていることが指摘されている。
海上保安の側面では、米海軍が土曜日に誘導ミサイル駆逐艦2隻をホルムズ海峡へ通過させたと発表した。これは2月下旬の開戦以来、初めての通過であると説明されている。AP通信や米海軍協会ニュース(USNI News)によると、この艦船の移動は、海運リスクを軽減するための機雷掃海作戦に向けた米国の準備の一環として行われた。
また、米海軍の行動についてイラン政府系のメディアで少なくとも一つの主張が報じられたが、米側の説明では駆逐艦は通過を完了しており、さらなる安全確保の手順が進められていることが強調された。
交渉の議題に関する詳細(イラン側が提示したとされる「10項目計画」、制裁解除や資産凍結に関連する要求、通航料に影響する提案など)の一部が出回っているが、本記事で参照した報道の範囲内で独自に裏付けることはできなかった。
ドナルド・トランプ大統領は停戦期間中の公式声明において、イランによる核兵器保有の阻止を米国の主要な目的として強調しているものの、政権は交渉条件の包括的なリストを公表していない。
AP通信によると、イスラマバードでの交渉は日曜日の早朝まで続いており、一時的な停戦をより広範な解決へとつなげることの難しさと重要性が浮き彫りとなっている。