科学者らはフランスのリビエラ海岸をはじめとする地中海沿岸地域において、甚大な津波のリスクがあることを強調している。ユネスコは、2022年からの30年以内に高さ1メートル以上の津波が発生する確率は100%であるとの見解を示した。
地中海は、太平洋に次いで歴史的な津波の記録が多い海域であり、16世紀から2000年代初頭にかけてフランスのリビエラ海岸沿いでも約20件の事象が記録されている。注目すべき事例としては、海底崩落によって引き起こされ8人の死者を出した1979年のニースの津波や、アルジェリアのブーメルデスで発生した地震の影響で、約75分後にフランス沿岸に到達した津波などが挙げられる。