香港拠点のアクティビストファンド、オアシス・マネジメントは、Kaoのサプライチェーン管理に関する内部通報を受け、独立調査を求める特別株主総会の開催を要求した。通報には、森林破壊や人権侵害の可能性が含まれるという。Kaoは要求を検討中とし、詳細なコメントを控えた。
オアシス・マネジメントは3月5日、Kaoに対し、供給チェーンリスク管理と内部統制に関する独立した調査を委託するための特別株主総会の開催を求めた。同ファンドは、Kaoのサプライチェーン慣行に関する多数の内部通報を受け取ったと述べ、これには森林破壊や人権侵害の可能性が関連していると指摘した。
オアシスは香港に拠点を置き、株主に対し、この提案を支持するよう促した。Kaoの広報担当者は、同社の要求を検討中であるとし、それ以上のコメントは控えると述べた。
この発表後、Kaoの株価は東京市場で当初の上昇を相殺し、一時0.8%下落した。オアシスは、Kaoの株主として、透明性の向上を求めている。
Kaoは日用品大手で、グローバルな供給チェーンを有する。このようなアクティビストの動きは、企業ガバナンスの強化を求める国際的なトレンドを反映している可能性があるが、詳細は調査次第だ。