アーロン・ヘイグ被告は、アラスカ州で同居人ジョン・マクレランドさんが死亡したとされる事件で、過失致死罪などで有罪判決を受けた。検察側は、ヘイグ被告がマクレランドさんが死にかけていると装う偽のテキストメッセージを家族に送り金をだまし取った後、オレゴン州へ逃亡したと主張している。同州では別の殺人罪にも問われている。今回の有罪判決は、遺体が見つかっていない殺人事件の裁判で下された。
フェアバンクス検察当局は先週、37歳のアーロン・ヘイグ被告に対し、2020年にアラスカ州ノースポールで発生したジョン・マクレランドさんの失踪に関連する過失致死罪、窃盗罪、証拠隠滅罪で有罪判決が下されたと発表した。マクレランドさんの遺体は発見されておらず、裁判は状況証拠に基づいて進められた。ヘイグ被告は公判中、マクレランドさんを射殺したことを認めたものの正当防衛を主張したが、陪審員はこれを退けた。過失致死罪で最大20年の刑に直面しており、その他の罪と合わせて8月11日に量刑が言い渡される予定である。ヘイグ被告は今年後半、オレゴン州でアンソニー・アルコーンさんを殺害したとされる一級殺人罪の裁判が予定されている。フェアバンクス地方検事局によると、ヘイグ被告はマクレランドさんの電話を使い、ミシガン州に住む兄のダンさんに「心肺機能の問題で入院しており、治療費や家賃、変速機の修理費として8,000ドル以上が必要だ」という警告メッセージを送った。不審に思ったダンさんがヘイグ被告に直接電話するよう促したメッセージに対し、入院の事実が確認できなかったことから安否確認を要請し、捜査が開始された。ヘイグ被告はマクレランドさんを緊急外来に送ったと主張したが、捜査当局は記録を確認できなかった。2020年8月25日の警察の尋問後、ヘイグ被告はアンカレッジへ逃亡し、いとこに「殺人が起きた」と告げた。検察によると、そこでアルコーンさんと親しくなったヘイグ被告は、彼の身元を盗んでオレゴン州グレシャムにおびき出し、捜査の手を逃れるために殺害したとされる。ヘイグ被告はマクレランドさんのデビットカードで3,000ドル近くを使い込み、彼名義で失業保険も申請していた。