ワシントン州コンクリート近郊のスカジット川で37歳のクリスタ・ハントさんの遺体が発見された事件で、フアン・デルガド容疑者(42)が第2級殺人の容疑で起訴された。スカジット郡保安官事務所によると、ハントさんの遺体には首、顎、肋骨の骨折といった深刻な外傷が確認されている。ハントさんの遺族は、デルガド容疑者による過去の暴力行為を挙げ、同容疑者が虐待的であったと証言している。
ハントさんの母親パメラ・ハントさんによると、クリスタ・ハントさんは1月25日、ワシントン州北部の田舎町コンクリートにあるレストランの近くで、トラックの燃料切れを起こしたのを最後に目撃されていた。ハントさんは2月1日に正式に行方不明者として届け出が出された。宣誓供述書によると、デルガド容疑者は同日、保安官代理に対し、5日間ハントさんと連絡を取っていないと説明したが、ハントさんの犬2匹を返したいと申し出た。その際、過去の交際上の問題は解決しており、当時は良好な関係だったと主張していた。その2日後、デルガド容疑者は地元のバーで自ら銃撃し、一命は取り留めたものの「クリスタに会いたい」と語った。数週間後の3月18日、当局はコンクリートの下を流れるスカジット川から引き上げられた遺体がハントさんであることを確認した。検視官は、首、顎、肋骨の骨折といった外傷を指摘したが、死因の特定には至っていない。デルガド容疑者のトラックからは、ハントさんの髪の毛の束と血液が見つかった。ハントさんの母親は、デルガド容疑者が娘の脚や胸をブーツで踏みつけて脚を骨折させたほか、15分おきに殴打するようタイマーをセットするなどの虐待を行っていたと主張している。デルガド容疑者は友人に対し、ハントさんは車にはねられたと話していたとされる。同容疑者はハントさんの首を折った後に遺体を遺棄した疑いが持たれている。別の容疑で勾留中のデルガド容疑者には、現在100万ドルの保釈金が設定されている。ハントさんの兄弟は悲しみをあらわにし、「母が今どのような苦しみを味わっているか想像もつかない。彼(デルガド容疑者)はクリスタとの60年分の関係を奪ったのだ」と語った。