テキサス州に住む59歳の女が、同居していた交際相手と口論の末に改造ゴルフカートでひき、一晩放置したとして殺人罪で訴追された。被害者のジーン・ドナルド・カピングさん(71)は、その数日後に負傷が原因で死亡した。現在、リサ・アン・ゲッター被告はウッド郡刑務所に勾留されており、保釈金は100万ドルに設定されている。
裁判記録によると、リサ・アン・ゲッター被告は今週逮捕され、交際相手のジーン・ドナルド・カピングさん(71)を死亡させた殺人容疑で起訴された。4月3日、テキサス州クイットマンの住宅にウッド郡保安官事務所の保安官代理が駆けつけたところ、同宅前で重傷を負い意識不明の状態にあるカピングさんが発見された。警察によると、カピングさんは病院へ搬送され、約4日間の治療を受けたものの死亡した。ゲッター被告は捜査当局に対し、事件は2人が飲酒していた4月2日に発生したと供述。時速約15マイル(約24キロ)で走行していた改造ゴルフカートでカピングさんをはねてしまい、カートがスリップして岩の近くまで流れたと主張した。また、口論の末にカピングさんが私道で横たわり、助けを呼ぶなと言ったとも話した。ゲッター被告は約12時間放置し、翌朝になってもカピングさんが意識不明であることを確認したという。捜査の結果、ゴルフカートのブレーキは正常に作動していたこと、またゲッター被告がその前に私道でカートを旋回させており、カピングさんの位置を把握していたことが判明した。自宅の捜索では「なぜ彼をそこに放っておくのか?なぜ撃ち殺さないのか?」と書かれたゲッター被告の手書きのメモが見つかった。カピングさんの妹は当局に対し、ゲッター被告は特に飲酒時には「支配的で意地悪で邪悪」だったと証言している。宣誓供述書には、過去にもゲッター被告がナイフでカピングさんを襲ったドメスティックバイオレンスの事例があったことも記載されている。