フェルナンド・アロンソは、2026年のF1レギュレーション下では、シルバーストン・サーキットでの体験がこれまでとは全く異なるものになると警告した。二度のワールドチャンピオンであるアロンソは、同サーキットの難関コーナーがマシンのバッテリーを「充電する場所」になってしまうと述べ、この変更はドライバーにとっても観客にとっても悲しいものになるだろうと語った。
アロンソはイギリスグランプリを前に、AutosportやMotorsport.comなどのメディアの取材に応じた。彼は、シルバーストンは前世代のグラウンドエフェクトカーには完璧に合致していたが、新しいルール下では大幅なエネルギー回生が必要になると指摘した。
「今年は大きく変わり、マシンを運転しても楽しくないだろう」とアロンソは述べた。「シミュレーターでの走行データなどを見ていると、ドライバーだけでなく観客にとっても非常に残念なことになると考えている」
アロンソは特に高速の「マゴッツ」「ベケッツ」「チャペル」の連続コーナーを「充電ステーション」と表現した。彼は、ドライバーが周回の前半でエネルギーを使い果たし、これらのコーナーに到達する頃にはバッテリーが枯渇してしまうため、全開で攻めるのではなく、アクセルを戻して惰性で走る必要が出てくると説明した。
以前にはマックス・フェルスタッペンも同トラックでのシミュレーター走行後に苦笑いを浮かべていたほか、ハースのオリバー・ベアマンも、FIAによるエネルギー制限の調整がもたらした混乱について言及している。こうした変更により、各チームは限られた日数の中でシミュレーター作業のやり直しを余儀なくされている。