ビリー・アイリッシュとジェームズ・キャメロンがコラボレーションした3Dコンサート映画『Hit Me Hard and Soft: The Tour (Live in 3D)』が、5月8日に公開される。本作は、イギリスのマンチェスターで行われた彼女のツアー公演を収録したもので、アイリッシュは制作パートナーシップについて、キャメロンが自身を対等な存在として扱ってくれたと語っている。
ジェームズ・キャメロンから『Hit Me Hard and Soft』ツアーを3Dコンサート映画化する提案を受けた際、ビリー・アイリッシュは即座に承諾した。2025年7月にイギリスのマンチェスターで4日間にわたり行われた撮影時点で、彼女は2024年9月に始まったツアーですでに80公演近くを終えていた。セットリストは『Hit Me Hard and Soft』、『Happier Than Ever』、『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』といったアルバムや、これまでのキャリアの楽曲から構成されている。4大陸で計106公演を行う、彼女にとって史上最大規模となったツアーは2025年11月に幕を閉じた。アイリッシュは当初、ライブの誠実さを守るためにステージ上のカメラ設置に難色を示し、「絶対に嫌。ショーの内容は変えたくない」と拒否していた。キャメロンは6ヶ月かけて彼女を説得し、「3Dでは親密さがより一層力強く伝わる」と主張した。二人の共同制作は長時間のクリエイティブ・ミーティングを重ねる中で進められ、キャメロンはアイリッシュの快適圏を広げるような刺激を与えたが、彼女自身も共同監督としてパフォーマンスやライティングのコントロールを保持した。キャメロンはアイリッシュを「ワールドクラスのパフォーマー」と称賛し、彼女とファンとの間にはポップスターの域を超えた真の感情的つながりがあると評した。アイリッシュは「彼は本当に私を対等なパートナーとして扱ってくれた」と述べ、この映画を通じてファンに「まるでその場にいるような体験」を届け、自身が抱く「信じられないほどの絆」を捉えることを目指したと語った。