民主党の上院候補であるジェームズ・タラリコ氏は、週末にヒューストンで開かれたタウンホールミーティングにて、黒人有権者への働きかけについて黒人参加者から厳しい質問を突きつけられた。このやり取りは、南部における黒人民主党員の間で高まる党の姿勢に対する不満を浮き彫りにした。
下院議員ジャスミン・クロケット氏との民主党予備選を制したタラリコ氏に対し、ある参加者はその場にとどまって質問に答えるよう求め、「さもなくば報いを受けることになる」と迫った。別の参加者は「あなたのためではなく、私のため(同胞のため)に来た」と述べ、会場から拍手が起こった。
タラリコ氏は「議論に応じられて嬉しい」と答え、その女性の参加を「素晴らしいことだ」と表現した。さらに、こうしたやり取りこそが「本来あるべき対話の姿だ」と語った。
今回の出来事は、テネシー、フロリダ、アラバマ各州の黒人議員から不満が漏れているという報告の中で発生した。彼らは、最高裁が人種に基づく選挙区割り変更を制限し、南部数州で新たな地図が導入されたことを受け、民主党指導部が赤い州(共和党優勢州)を軽視していると指摘している。
テネシー州議会の下院議員ジャスティン・ジョーンズ氏はPoliticoに対し、党指導部がミシシッピ州やアラバマ州のような州を「無視され、忘れ去られた存在」として扱っていると述べた。フロリダ州下院の少数党院内総務フェントリース・ドリスケル氏は、一連の状況を「黒人の声を抑圧する」試みだと評した。