ブリオーニは6月20日、カスタマイゼーションとより柔らかなテーラリングに焦点を当てた2027年春夏メンズコレクションを発表した。ショーでは、ブランドの新しいサービス「ブリオーニ マエストリア」が強調され、ローマの色彩と建築からインスピレーションを得たデザインが披露された。
プレゼンテーションの中心となった「ブリオーニ マエストリア」は、テーラリング、シャツ、ニットウェア、フットウェア、レザーグッズにわたるパーソナライズ、メイド・トゥ・メジャー(仮縫い付き注文服)、メイド・トゥ・オーダー(パターンオーダー)のオプションを組み合わせたサービスである。素材の約半分は、同ブランドが独自に開発したものを使用した。
デザイナーは、ロッソ・ローマ、ユーカリグリーン、スレートグレー、トラバーチンベージュ、コラムホワイト、オークル、トレビブルー、ミッドナイトブルー、コーラルといった、ローマから着想を得たパレットを採用した。ショルダーは構築的でないか、半分だけ構築されたデザインで、パンツはゆったりとしたシルエットとなっている。また、「プルーム」構造は総裏仕立てのダブルプリーツパンツと合わせて紹介された。
1952年のアーカイブカタログに遡るスポーツウェアの要素がテーラリングと並んで登場した。これには、シャツカラーのスエードブルゾン、カシミヤとスエードを組み合わせた「ヴァガボンド」オーバーシャツ、裏地のないサファリジャケット、アリゲーター柄のヌバックがディテールに施された軽量ウールのトラベルジャケットなどが含まれる。
2011年にケリングの傘下に入ったブリオーニは、長年にわたりアブルッツォ州ペンネ近郊の自社工場で生産される手縫いのスーツを通じ、世界の意思決定層に製品を提供してきた。