クリエイティブ・ディレクターのエミリー・マーティンセン・ケーニグスフェルトは、2027年リゾートコレクションにおいて、By Malene Birgerを洗練されたフェミニンな方向へと導いた。彼女は今回のラインについて、少しレトロな雰囲気を纏い、クラシックなフォルムを官能的なディテールでアップデートしたものだと語っている。
注目すべきアイテムは、スリムカットのトラウザーズに、黒と白のブレードで縁取られたノーカラージャケットを合わせたブラックのパンツスーツだ。マーティンセン・ケーニグスフェルトはデザインチームに対し、もし自分が服だとしたらこのジャケットになりたいと語ったという。このコレクションでは、パールをあしらったニットのケープやスカートなど、感覚に訴える要素が強調されている。鹿柄のポニーヘアはコートや軽やかなミニスカートに採用され、パリッとしたピンクのシャツとコーディネートされている。また、カーディガンにはロバート・メイプルソープの花の写真にインスパイアされたフェルトのアップリケが施された。フリンジのトリミングが、ケープフロントやローカットのバックを持つドレスに動きを与えている。タッセルで飾られたAラインのトレンチコートは、ポワレの影響に加え、イタリアのインテリアデザインを参考にしたものだ。全体として、スマートな装いと着心地の良さを両立させたコレクションとなっている。