ブルックス・ケプカが、木曜日にTPCルイジアナで開幕するチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオーリンズに向け、シェーン・ローリーとペアを組むことになった。過去のライダーカップでのライバル関係を考えるとファンにとっては驚きの組み合わせかもしれないが、本人たちにとっては理にかなった選択だという。ケプカは、アイルランド・オープン覇者であるローリーの助けを借りて、フェデックスカップの順位浮上を狙う。
チューリッヒ・クラシックは2人1組のチーム戦で、第1・第3ラウンドはフォアボール、第2・最終ラウンドはフォアサム形式で行われる。フィッツパトリック兄弟や前回大会王者のベン・グリフィンとアンドリュー・ノバック組のような納得のペアが多い中、ケプカとローリーの組み合わせは異彩を放っている。二人は数年前にDPワールドツアーで出会い、フロリダのゴルフ界でも交流があり、マイケル・ジョーダンのコース「グローブXXIII」でプレーした際にローリーがパートナーシップを持ちかけた。ローリーによると、その試合中にケプカへ打診したところ、自身の出場予定を確認した上で即座に快諾したという。ローリーは前回、ロリー・マキロイと組んで2024年大会を制したが、今年はマキロイが出場を見送ったため、新たなパートナーを必要としていた。一方、LIVゴルフを経て1月にPGAツアーへ復帰したケプカは、フェデックスカップポイントを獲得してシグネチャー・イベントへの出場権を得るため、ツアーへの参戦数を増やす必要がある。二人の付き合いは2012年や2013年まで遡り、ローリーはケプカのキャディを務めるリッキー・エリオットとも旧知の仲で、2019年の全英オープン優勝時にはエリオットから祝福を受けている。2023年のライダーカップではローリーら欧州勢が米国勢に野次を飛ばすなど緊張感もあったが、ケプカは南フロリダでの日常的な交流を強調する。「みんな同じゴルフコースでプレーしているので、ほぼ一日おきに顔を合わせている」と水曜日にケプカは語った。優勝予想のオッズではフィッツパトリック兄弟に次ぐ評価を得ている。ティーショットの正確さと近年のパッティングの好調さを武器にするローリーに対し、ケプカはアプローチショットに強みを持つ。ローリーが「僕の仕事はフェアウェイをキープすること」と話せば、ケプカも「彼が特定のホールを打ち、僕が別のホールを打つという戦略は気に入っている」とチーム構成を評価。ローリーは最後に「相手はブルックス・ケプカ。メジャー5勝の男だ」とシンプルに締めくくった。