スプリングトレーニングの試合中、タンパベイ・レイズの有望株であるチャンドラー・シンプソンが、シャーロット・スポーツ・パークで行われたミネソタ・ツインズ戦で、キャリア初となる柵越え本塁打を放ち3-2の勝利に貢献した。7回にダン・アルタビラから放った2ラン本塁打が決勝打となった。俊足で知られるシンプソンによる珍しいパワー発揮に、チームメイトたちは熱狂的に祝福した。
フロリダ州ポートシャーロット -- 土曜日の午後、シャーロット・スポーツ・パークで行われたタンパベイ・レイズ対ミネソタ・ツインズの試合で、外野手のチャンドラー・シンプソンが7回、救援投手のダン・アルタビラが投じた初球のスライダーをライトフェンスぎりぎりへとはじき返した。打球はボードウォークに跳ね返り、当初は二塁打と判定されたものの、ビデオ判定の結果、勝ち越しの2ラン本塁打に覆った。シンプソンは打球がフェンスを越えたことを確認しつつも、念のために二塁で一度停止した。試合後、彼は「越えたことは分かっていました。木に当たったのも見えましたが、念のため二塁で止まりました。審判が指を回して本塁打の合図をしたとき、『よし、一周回ってカミー(カミネロ)のセレブレーションをして楽しもう』と思いました」と語った。ベースを一周した後、シンプソンは三塁コーチのブレイディ・ウィリアムズと喜びを分かち合い、ジュニア・カミネロの代名詞である本塁打のパフォーマンスを披露。ベンチ前ではカミネロからハイタッチとヘルメットを叩かれる祝福を受けた。レイズのケビン・キャッシュ監督は笑顔で「あれはとてもクールだった。ベンチが沸き立っていたよ」とコメントした。シンプソンのパワーは異例であり、大学時代にはガードナー・ウェブ大戦で右翼手のグラブをかすめて入った満塁弾を1本、マイナーリーグでは2024年6月7日のダブルAモンゴメリー戦でランニング本塁打を1本打っているのみである。エリート級のスピード(スカウト評価で走力90、パワー10)で知られるシンプソンだが、今回の打球速度は99.1マイル(約159.5キロ)、打球角度は22度だった。シンプソンはこのボールを記念に持ち帰り、家族に報告する予定だという。今後のパワーヒッティングについて問われると、「いや、全くないですよ。僕はただ遊撃手の方へ打ち返そうとしていただけなんです。たまたまそうなっただけです」と答えた。シンプソンは、周囲の誰もが驚きと喜びを露わにしていた様子を振り返った。