カンザスシティ・チーフスのアンディ・リード・ヘッドコーチは、フェニックスで開催されたNFL年次総会にて、チームの移行期と今後のドラフト機会について語った。パトリック・マホームズのACL断裂により6勝11敗に終わった2025年シーズンを経て、チーフスは全体9位と29位の指名権を保持している。リードはマホームズのリハビリ状況と、クォーターバック(QB)ジャスティン・フィールズの獲得についても言及した。
チーフスは2019年から2024年にかけて3度のスーパーボウル制覇と6年間で5度の出場を果たしNFLを席巻したが、2025年シーズンは6勝11敗に終わり、2014年以来となるプレーオフ進出を逃した。マホームズは第15週のロサンゼルス・チャージャーズ戦でACLを断裂。2026年に37歳を迎えるタイトエンドのトラヴィス・ケルシーや、32歳シーズンに入るディフェンシブタックルのクリス・ジョーンズらベテランの高齢化に加え、コーナーバックのトレント・マクダフィーのラムズへのトレードやジェイレン・ワトソンのFA流出といった戦力減が重なり、チーム再建の必要性が高まっている。リードは火曜日に行われたAFCコーチの朝食会で、この変化を前向きに捉える姿勢を示し、「空いた穴をどのように埋めていくか、これから見極めていく」と語った。チームは2巡目全体40位の指名権も保持しており、ゼネラルマネージャーのブレット・ビーチはトップ50以内で3つの指名権を行使できることになる。リードは「望ましい状況ではないが、現実はここにある」と述べ、優秀な選手を獲得できることに自信を見せた。12月中旬の負傷からのマホームズの回復状況について、リードは明確な時期こそ明言しなかったものの、順調に進んでいると報告。「彼は順調にやっている……彼なら絶対にやり遂げてくれると確信している」と信頼を寄せた。マホームズは最近、自身が投げている動画を公開している。チーフスはバックアップの保険として、ニューヨーク・ジェッツからジャスティン・フィールズを獲得した。リードは、フィールズがかつての攻撃コーディネーターであるマット・ナギーと共に仕事をした経験があり、オフェンスを熟知している点に触れ、「選手として評価しているだけでなく、新人時代にこのオフェンスを経験していることも大きい。しっかりとプレーして勝利に導ける正真正銘の選手だ」と評価した。