フリーエージェントのタイトエンドであるトラビス・ケルシーは、カンザスシティ・チーフスと3年契約を締結し、2026年のNFLシーズンで14年目のプレーを確定させた。契約総額は5437万5000ドルで、インセンティブを含めると最大で5773万5000ドルとなる。ケルシーは再びアローヘッド・スタジアムでチーフスのユニフォームを着られることへの喜びを語った。
キャリアで初めて無制限フリーエージェント(UFA)となっていたトラビス・ケルシーは、カンザスシティ・チーフスに残留することを選択した。NFLメディアによると、今回の新契約は2026年シーズンを対象とした1年1200万ドルの基本契約(最大300万ドルのインセンティブ付き)に加え、主にサラリーキャップ調整を目的とした2年間の期間が追加される形となっている。これにより、10月5日に37歳となるケルシーが2026年シーズン終了後に引退を決断した場合でも、チームに柔軟性を持たせることができる。以前の4年契約では年平均1710万ドルの報酬を得ていたが、今回は移籍市場を試すことなく契約が終了した。短期的な補強を求める「勝てるチーム」からの関心もあったものの、長年パートナーを組むクォーターバックのパトリック・マホームズと共にプレーを続ける道を選んだ。ケルシーは月曜日に自身の熱意をこう語った。「チーフス・キングダムのみんな!行くぞベイビー!正式に決まった。2026年も楽しみだし、また君たちの前でチーフスのユニフォームを着られることに興奮している。アローヘッドを最高に盛り上げようぜ!また数ヶ月後に会おう」。交渉はチーフスにとって失望に終わった2025年シーズン終了後から1ヶ月間続いていた。アンディ・リードHCは2月に交渉中であることを認め、クラーク・ハント・オーナーも1月の時点で「組織として、彼が戻ってくることを強く望んでいる。彼は今年も素晴らしい年を送り、800ヤード以上を記録し、オフェンス面でのリーダーの一人であった」と前向きな姿勢を見せていた。2025年シーズン、ケルシーは76回のレシーブで851ヤードを記録した。これは2015年以降で最も少ないレシーブ数であり、2013年以降で2番目に少ない獲得ヤード数となったが、それでも通算1080レシーブ、1万3002レシーブヤードという記録はカンザスシティの歴代最多記録である。スーパーボウルを3度制し、プロボウルに11回選出されているケルシーは、チーフスのオフシーズンの計画を円滑に進めるため、自身の去就を早期に決着させることを目指していた。