サウスカロライナ州で行われていたジョナサン・メジャース主演の新作アクション映画(The Daily WireおよびBonfire Legend制作)の撮影現場で、安全上の問題から複数のスタッフが離脱した。このストライキは、メジャースと共演者のJC・キルコインが固定されていない窓から転落する事故を受けたもの。IATSE(国際舞台芸術従業員組合)は、労働環境や安全面での広範な不満を背景に、3月26日にストライキを宣言した。
約1週間前、サウスカロライナ州で撮影中のジョナサン・メジャース主演のタイトル未定のアクション映画において、スタッフが職場放棄を行い、IATSEは3月26日にストライキを宣言した。The Daily Wireとダラス・ソニエ率いるBonfire Legendが制作するこの作品は、当初から組合の健康保険および年金拠出をめぐって反発を受けていたが、5週間の撮影を経て安全面への懸念が深刻化したとスタッフがDeadline誌に語った。プロデューサー側はこれらの疑惑を否定していないものの、交渉を拒否している。ソニエは「我々は共産主義者とは交渉しない。業界全体がストライキで窮地に陥っている中、彼らは組合員が失業した腹いせに、今も制作を続けている数少ない人々を妨害しようとしている」と述べた。さらに彼は「我々は、歩道でプラカードを掲げる4人の愚か者や、彼らの非合法な『ストライキ』など気にしている暇はない。我々はバッドアスとして、爆破し、ヘリコプターを飛ばし、映画の中のテロリストを倒すのに忙しいのだ」と付け加えた。事態が急転したのは先週、メジャースとJC・キルコインが、後のスタントのために用意されていた固定の不十分な強化ガラスの窓を突き破り、約1.8メートル下に転落した時である。Deadlineが入手した転落時の映像によると、情報筋はキルコインの手が縫合を要する怪我を負ったとしている。キルコインの代理人は「彼は元気に回復しており、制作側から直ちに適切なケアを受けた」「現場で危険を感じることはなかった」とコメントした。スタッフは他にも、現場の衛生兵を直撃した木の枝などの落下物、カイル・ランキン監督によるスタント前の打ち合わせの欠如、プロトコルのないエアソフトガンの使用など、さらなる危険性を報告している。また、ある撮影場所では警告を無視して黒カビやアスベストの可能性が放置されていた。特殊効果スーパーバイザーのクリス・ベイリーが自身の過去の爆発物関連の有罪判決を「事務的な不手際」と呼んだことに対しても懸念の声が上がった。現場にはユニットプロダクションマネージャーも正式なスタッフリストも存在せず、管理は非公式に行われていた。スタッフの60%以上が組合の加入カードに署名したが、プロデューサー側は団体交渉を拒否している。この映画は、ランキン監督の2020年のスリラー映画『ラン・ハイド・ファイト』の続編と報じられており、『Run Hide Fight Infidels』というタイトルでSAG-AFTRA(映画俳優組合)の契約下で制作が進められている。現在もピケットラインを尻目に、代わりのスタッフを募りながら撮影が続いている。