6時間にわたって発生した一連の攻撃により、複数のクロスチェーンプロトコルから計3,500万ドル以上が流出した。今回のインシデントは、Arbitrum、Ethereum、およびビットコインのスケーリングネットワーク上のブリッジやステーキングコントラクトを標的とした。
Arbitrum上の分散型無期限取引所であるAFX Tradeは、運営するブリッジのバリデーター署名キーが侵害されたことにより、約2,415万ドルの損失を被った。盗まれたUSDCはEthereumに送金され、約12,467 ETHに交換された。
VerusのEthereumブリッジからは、Ether、トークン化されたビットコイン、およびステーブルコインなど計754万ドルが流出した。この攻撃は、7月8日に資金が再預け入れされた直後、5月に発生したインシデントと同様のコントラクトパスを悪用したものとなった。
B² Networkでは、攻撃者がトークンステーキングコントラクトのアップグレード権限を奪取したことで、約386万ドルの損失が発生した。同プロトコルは、すでにインシデントを収束させており、影響を受けたユーザーには補償を行うと発表している。
セキュリティ企業のBlockaidおよびPeckShieldは、今回のいずれの攻撃も基盤となる暗号技術自体を突破されたわけではないと報告した。各事案は、ロジックの欠陥またはオフチェーンキーの侵害によるものだという。