ペンシルベニア州から連邦議会下院選に出馬している民主党のボブ・ブルックス氏が、2026年にボランティア消防士を批判したソーシャルメディアへの投稿をめぐり、再び厳しい批判にさらされている。この発言は、アレンタウンで6月に発生した火災の消火活動に従事したボランティアらに同氏が感謝の意を表した後に明らかになった。
ペンシルベニア州プロフェッショナル消防士協会の会長であり、ベツレヘムの元消防士でもあるブルックス氏は、2026年4月のFacebookへの投稿で、ボランティア消防士でありながら国際消防士協会(IAFF)の組合員でもある人々を「スト破り(SCAB)」と呼び、そのように扱うべきだと記した。さらに、同氏は「お前ら『二足のわらじ』を履くクソ野郎どもにはうんざりだ」と付け加えた。この表現は、フルタイムの職を脅かすと見なされるパートタイム労働に対し、同組合が用いる蔑称である。
36万6000人の組合員を代表し、ブルックス氏を支持する国際消防士協会は、「二足のわらじ」が組合の役割を弱体化させると主張している。ブルックス氏はバーニー・サンダース上院議員やジョシュ・シャピロ州知事から支援を受けており、最近では他の民主党候補らと共に「ブルーカラー・ブリゲード」の立ち上げにも関わった。
過去の投稿にもかかわらず、ブルックス氏は先週、6月24日にアレンタウンの元家具工場で発生し、1名が軽傷を負った6段階警報レベルの火災において、消火活動を支援したボランティア消防団を称賛した。現職のライアン・マッケンジー下院議員(共和党)とブルックス氏が争うペンシルベニア州第7選挙区の情勢は、依然として予断を許さない接戦となっている。
ブルックス氏の公約には、富裕層への増税、組合の強化、最低賃金の引き上げ、人工妊娠中絶の権利を保護する「ロー対ウェイド判決」の法制化が掲げられているほか、マスクを着用したICE(移民税関捜査局)による逮捕を「非アメリカ的」と批判している。