ニューヨーク・タイムズ紙の報道による新たな疑惑を受け、火曜に行われるメイン州連邦上院選の予備選で優勢なグラハム・プラトナー氏に対し、民主党内で懸念が広がっている。プラトナー氏は元交際相手への身体的威圧や、自身のタトゥーがナチスの象徴に似ていると知っていたとする主張を否定している。この事態は予備選を数日後に控えて発生した。
木曜に公開されたニューヨーク・タイムズ紙の報道は、リンジー・ファイフィールド氏を含むプラトナー氏の元交際相手による証言を詳述している。ファイフィールド氏は、腕をつかまれて跡が残った出来事や、腕をねじり上げられて寝室に押し込まれ、落ち着くまでドアを押さえつけられたという件について説明した。また、2013年から2015年に交際していた当時、プラトナー氏がそのタトゥーを「トーテンコプフ」と呼んでいたとも証言している。プラトナー氏はMSNBCへの出演やインタビューの中で、身体的虐待に関する疑惑やタトゥーについての主張を否定した。同氏はこれらの発言を政治的動機によるものだとし、出馬辞退は検討していないと述べた。金曜夜にはバーハーバーでロー・カンナ下院議員と共に選挙集会を開く予定である。一部の民主党員は、11月の本選で共和党のスーザン・コリンズ上院議員と戦うプラトナー氏の勝算について懸念を表明している。一方で、キャンペーンを中断したものの投票用紙に名前が残っているジャネット・ミルズ知事への抗議票が一定数入ることを期待する声もある。5月下旬のニューハンプシャー大学の世論調査では、プラトナー氏が76%の支持を集め、10%のミルズ氏を大きくリードしていた。プラトナー氏は、この報道を自身の立候補を妨害しようとする試みだと見なす党内の多くの支持者から、依然として強い支持を得ている。民主党の予備選は火曜に予定されている。