フロリダ州下院第87選挙区(パームビーチ郡)の3月24日の補欠選挙で、初めて立候補したフィットネス事業経営者の民主党エミリー・グレゴリー氏が当選した。同選挙区にはドナルド・トランプ大統領の別荘マール・ア・ラーゴが含まれており、2024年の選挙では共和党が余裕を持って勝利していた場所である。
3月24日火曜日に行われた補欠選挙において、民主党のエミリー・グレゴリー氏がフロリダ州下院第87選挙区の空席を埋める形で勝利した。同選挙区には、ドナルド・トランプ大統領が居住地として登録しているパームビーチのクラブ、マール・ア・ラーゴが含まれている。
この議席は、共和党のマイク・カルーソ下院議員がパームビーチ郡書記官職に就くために辞職したことで空席となっていた。カルーソ氏は2024年の選挙で19ポイント差をつけて同選挙区を制していた。
AP通信によると、ほぼすべての票が開票された時点で、グレゴリー氏は共和党のジョン・メイプルズ氏に対し、約2.4ポイント(797票)の差をつけてリードした。なお、トランプ氏は選挙前にメイプルズ氏を支持していた。
AP通信の報道によれば、パームビーチ北方のスチュアートで育ったグレゴリー氏は、妊娠中および産後の女性を支援するフィットネス会社を経営しており、過去に公職選挙に出馬した経験はなかった。
パームビーチ郡選挙管理事務所によると、第87選挙区はパームビーチ郡北部から中央部にかけての海岸沿いやその周辺地域を網羅しており、ジュピター、パームビーチガーデンズ、パームビーチ、ウェストパームビーチ、マナラパン、ハイポルクソといった地域が含まれている。
NPRの取材に対しグレゴリー氏は、戸別訪問で有権者から聞いた生活費の問題や住宅保険料といった州や地域レベルの懸念に焦点を絞って選挙戦を展開したと述べた。また、現在の政治に対して多くの有権者が抱いている「敵意」を避けるよう努めたとも語っている。
補欠選挙の勝者は、現在の任期の残期間を務めることになる。フロリダ州の次回の州議会通常選挙は2026年11月に予定されている。