フロリダ州のロン・デサンティス知事は、共和党の連邦下院議席を4議席増やす可能性のある新たな選挙区再編地図を発表した。この提案は全米で進む選挙区再編の動きの中で行われ、火曜日から始まる特別議会で審議される予定である。デサンティス知事によると、この地図は州内の近年の人口動態の変化を反映したものだという。
フロリダ州タラハシー発 — ロン・デサンティス知事は月曜日、連邦議会の選挙区再編案を発表した。知事室によると、この案が承認されれば、共和党優勢の選挙区が24、民主党優勢の選挙区が4となる。現在、フロリダ州の連邦下院28議席のうち、共和党が20議席、民主党が7議席を占めており、民主党議員の辞職により1議席が空席となっている。デサンティス知事はFoxニュースに対し、「2026年に向けた我々の新しい地図は、中間期に選挙区再編を行うという私の公約を果たすものであり、今日のフロリダの構成をより公平に反映している」と語った。知事は当初の4月20日からの予定を前倒しし、火曜日から特別議会を招集して、この案に加え、学校でのワクチン接種要件やAI規制などの課題を採決する意向を示している。この地図案は、共和党の地盤である一部の選挙区をより接戦区へと再編するものであり、マール・ア・ラーゴ近郊での補欠選挙敗北など、共和党内では懸念も浮上している。NPRのアシュリー・ロペス記者によると、南フロリダ大学のロブ・メレン・ジュニア教授は、この案の可決の可能性を五分五分と見ており、議員たちが「自分たちの首を絞めることになりかねない」と警戒していると指摘した。フロリダ州憲法は党派的なゲリマンダリングを禁じているが、デサンティス知事は今回の変更が党派的な利益のためではなく、人口動態の変化に対応するものだと主張している。フロリダ民主党のニッキ・フリード委員長率いる民主党側は、これを「違憲なゲリマンダリング」と批判。一方、フロリダ州共和党のエヴァン・パワー委員長はNewsmaxに対し、「コンパクトな選挙区が策定されれば、フロリダではより多くの共和党員が選出されるだろう」と支持を表明した。この取り組みは、トランプ前大統領が主導し、テキサス州やカリフォルニア州などがすでに取り組んでいる中間期の選挙区再編の動きと連動している。連邦最高裁判所による投票権法に関する判断が保留されており、特に選挙区割りにおける人種的考慮の観点から、今後の結果に影響を与える可能性がある。