2026年の中間選挙を見据える民主党において、2024年の大統領選の敗北に関する党内検証報告書を非公開とする民主党全国委員会(DNC)の決定をめぐり、党幹部や活動家の間で意見が割れている。
民主党全国委員会(DNC)は、2024年の選挙サイクルで何が問題であったかを検証する内部向けの「解剖(振り返り)」報告書を公表しないことを決定した。
2025年12月中旬に出された声明の中で、DNCのケン・マーティン委員長は、この決定を優先順位の問題であるとし、党は今後の選挙で勝利することに注力すべきだと主張した。
「我々の北極星(指針)は『それが勝利につながるか』です。答えがノーであれば、それは中核となる使命から目を逸らさせる雑音に過ぎません」とマーティン氏は述べた。
この動きに対して党内では反応が分かれている。一部の民主党員は、調査結果を公開することが信頼回復や戦略の立て直しに役立つと主張する一方、他の党員は、論争を呼ぶ検証を蒸し返すことは党内の責任追及を過熱させ、2026年の議会選で過半数奪還を目指す取り組みの妨げになると懸念を示している。