『ディスガイア』シリーズの生みの親である新川宗平氏は、Anime Expo 2026のインタビューで物理版ゲームソフトに対する見解を語った。同氏は、ファンにとって物理版ソフトが記念品や思い出の品として持つ価値を強調した。この発言は、ソニーが2028年からゲームディスクの取り扱いを段階的に終了する計画を発表する中でなされたものである。
新川氏はNoisy Pixelに対し、物理版ソフトであればファンはゲームを永続的な意味を持つ「モノ」として所有できると語った。また、開発者のサインをもらうためにイベントへ持参したり、自宅に飾ったりできる点も挙げた。
日本一ソフトウェアの元社長である同氏は、ソニー側のビジネス的な視点は理解しつつも、経営陣がコンベンションなどでファンが物理版ソフトとどのように関わっているのかを把握できていない可能性があると指摘した。さらに、ディスクを廃止すれば、将来的にはコンソール(ゲーム機)自体が不要となり、テレビへのダウンロード形式に取って代わられる可能性があると示唆した。
ソニーの方針では、11月に発売される『グランド・セフト・オートVI』のように、ダウンロードコードが入ったパッケージを店頭に並べる形態は引き続き許容される見通しだ。新川氏が新たに立ち上げたスタジオは『Demons’ Night Fever』の制作を進めており、今年後半には物理版のリリースも予定されている。