小島秀夫氏は、ソニーが2028年にPlayStation用ゲームディスクの生産を終了する計画について悲しみを表明した。『メタルギア』シリーズの生みの親である同氏は、イタリアの映画祭において、デジタル所有権やストリーミングサービスに対する懸念を語った。ソニーは7月1日にこの方針を確認しており、期限前に発売されたゲームについては再注文を受け付けるとしている。
小島監督はこの話題について、イタリアで開催された映画祭「Il Cinema in Piazza」の会場で言及した。同監督は、自身が物理メディアに親しんで育ったため、2028年に生産が終了することは悲しいと語り、現在もBlu-rayやCDを購入し続けていることに触れた。
同監督は、ストリーミングへの移行によってユーザーがデータの所有権を失う可能性を警告した。さらに、企業がサーバーを管理している現状では、国家の状況や政治的変化によってアクセスが遮断される恐れがあると説明した。また、2028年にゲーム業界で起こることは、映画業界にも影響を及ぼす可能性があると付け加えた。
ソニーは開発者に対し、期限前に発売された既存のディスク版ゲームについては、2028年1月以降も再注文が可能であることを伝えている。同社はまた、今後はデジタルコードを用いた形態で新作ゲームを店頭販売することを認めるとしている。
これに対しマイクロソフトは、『Halo: Campaign Evolved』で物理ディスクの重要性を強調する姿勢を示した。同社は、店頭販売分にはコレクション目的のために完全なディスクとケースが含まれると述べている。