ジェフリー・シュワルツ監督のドキュメンタリー『Mineshaft: The Cruising Murders』がトライベッカ映画祭で初公開された。本作は、1977年にVariety誌の評論家アディソン・ヴェリルが殺害された事件と、それが1980年のウィリアム・フリードキン監督による映画『クルージング』に与えた影響を検証している。
本作は、映画『エクソシスト』にも出演していたポール・ベイツソンによるヴェリル殺害事件を中心に展開する。物語は、ニューヨークのミートパッキング・地区にあったクラブ「マインシャフト」をはじめとする、エイズ流行以前の同性愛者のレザーシーンを詳細に描いている。シュワルツ監督はダン・サヴェージなどの人物へのインタビューを収録し、映画『クルージング』の製作中に行われた抗議活動についても触れている。同ドキュメンタリーでは、脚本の流出が映画反対のデモや抗議活動につながった経緯が語られる。トライベッカ映画祭の「スポットライト・ドキュメンタリー」部門に出品された85分間の本作は、後にベイツソンが釈放されたことにも言及している。音楽はMakeup and Vanity Setが担当した。