『DOOM』や『Wolfenstein 3D』、『Duke Nukem 3D』のサウンドトラックを手がけた作曲家のボビー・プリンス氏が81歳で死去した。遺族が6月16日に同氏が静かに息を引き取ったことを明らかにした。
ボビー・プリンスとして知られるロバート・プリンス3世は、PCゲーム黎明期にid SoftwareやApogeeで活躍した。『Commander Keen』や『Rise of the Triad』、『DOOM II』などのタイトルにおいて、その楽曲はゲームの音響を形作る重要な役割を果たした。
遺族は、同氏を軍人であり、弁護士であり、そしてゲームサウンドの時代を定義した音楽家であったと評している。訃報では、同氏の『DOOM』のサウンドトラックが2026年に米国議会図書館の保存作品に選出されたことにも触れられている。
業界関係者からは追悼の声が寄せられている。スコット・ミラー氏は彼を先駆者であり革新者であると称え、ジョン・ロメロ氏は、プリンス氏はゲームの歴史と自身の人生に素晴らしい足跡を残したと記した。id Softwareは、彼の音楽は永遠に生き続けると投稿した。
プリンス氏は弁護士として活動していた当時、Prodigyのフォーラムに掲載された求人募集に応募したことをきっかけにゲーム業界での仕事を開始した。同僚たちは、彼は知識を惜しみなく共有し、ビデオゲーム音楽黎明期の中心人物であったと回想している。