アヴァンギャルド・ジャズとファンク、ブルースを融合させた革新的なギタリストとして知られるジェームス・ブラッド・ウルマー氏が、6月3日に86歳で亡くなった。NPRが報じたところによると、DownBeatを通じて発表された声明の中で遺族が明らかにしたもので、同氏は安らかに息を引き取ったという。
ウルマー氏は1940年2月8日、サウスカロライナ州セントマシューズでウィリー・ジェームス・ウルマーとして生まれた。4歳でギターを始め、その後オーネット・コールマンやアート・ブレイキーといったアーティストとの共演を経て、1979年の『Tales of Captain Black』や1981年の『Are You Glad to Be in America』などのソロアルバムを発表した。遺族は同氏について、教師でありストーリーテラーでもあったと語り、その音楽は大胆不敵なものだったと回想している。ウルマー氏のアルバム『Memphis Blood』をプロデュースしたバーノン・リードは、SNS上でこの喪失感は大きく、同氏は唯一無二の存在だったと記した。ウルマー氏は2024年9月1日のデトロイト・ジャズ・フェスティバルが最後のコンサートとなった。遺族は妻のエヴァと6人の子供。一般向けの追悼会の詳細は後日発表される予定である。