フィラデルフィア・イーグルスは、2026年のNFLドラフトを前に、グリーンベイ・パッカーズからワイドレシーバーのドンテイビオン・ウィックスをトレードで獲得した。ESPNによると、フィラデルフィアは交換条件として2026年のドラフト5巡目指名権と2027年の6巡目指名権をグリーンベイに譲渡する。ルーキー契約の最終年を迎えるウィックスは、イーグルスと1年1,250万ドルの契約延長に合意する予定だ。
このトレードにより、A.J.ブラウンの去就が不透明な中で、フィラデルフィアのレシーバー陣が強化される。ウィックスは、クォーターバックのジェイレン・ハーツ、ランニングバックのセイクワン・バークリー、ワイドレシーバーのデボンタ・スミス、そして新加入のハリウッド・ブラウンやイライジャ・ムーアといった才能ある選手たちのグループに加わることになる。イーグルスの首脳陣は、彼をこれらのプレーメイカーたちの隣で活躍できる信頼性の高い補完的な戦力と見ている。今回の2026年の5巡目指名権は、以前のトレードでアトランタ・ファルコンズから獲得していたもので、フィラデルフィアの手元には依然として他の下位ラウンド指名権が残っている。25歳のウィックスは、2023年のNFLドラフトでグリーンベイから5巡目指名を受け、パッカーズでの3シーズンで180回のターゲットに対し108回のキャッチを記録。計1,328ヤード、11タッチダウン、平均レシーブ距離12.3ヤードという成績を残した。2025年シーズンは20回のレシーブで332ヤード、2タッチダウンだった。それ以前のシーズンはより好調で、通算78回のキャッチで996ヤード、9タッチダウンを記録しており、ルーキーイヤーの2024年には581ヤード、5タッチダウンという成績を収めている。クリスチャン・ワトソン、マシュー・ゴールデン、ジェイデン・リードといった選手を擁し、レシーバー層が厚いグリーンベイは、スキルポジションの負傷者懸念がある中でもウィックスを放出可能と判断した。タイトエンドのタッカー・クラフトは2025年後半を負傷で欠場し、ルーク・マスグレーブは昨シーズン無得点に終わっている。パッカーズは主要選手の健康回復とドラフトを通じた戦力補強を見込んでいる。CBSスポーツは、スキルポジションの課題を理由にこのトレードをグリーンベイに対しては「C-」、低コストでベテランを獲得したフィラデルフィアに対しては「B+」と評価した。