FCC(連邦通信委員会)のブレンダン・カー委員長は、ABCの番組『ザ・ビュー』が真正な報道番組であるというABC側の主張に疑義を呈した。この論争は、2002年のFCCの裁定に基づく「均等時間ルール(equal-time rule)」の適用除外資格をめぐるものである。カー氏は、同番組の共同司会者らによる最近の発言を問題視した。
カー氏は、ジョイ・ベア氏とサニー・ホスティン氏が、メイン州上院議員候補のグラハム・プラットナー氏に対する性的暴行疑惑を否定した発言を指摘した。これに対しABCは、番組のコンテンツ選択は党派的な目的ではなく、ニュースとしての価値に基づいていると主張する書面を提出した。
同ネットワークは、トランプ政権が言論の自由を制限しようとしていると非難した。また、7万7000件以上の一般意見が寄せられ、その大半が番組を支持する内容であったと指摘している。
FCCの広報担当者はこれに応じ、ABCは公共の利益に対する義務を遵守することに集中すべきだと回答した。今回の対立は、番組が当初の形式から逸脱してしまったかどうかが焦点となっている。