フィンランドの研究チームが、新型の熱量計を用いて1ゼプトジュール未満のエネルギー信号を測定することに成功しました。この成果は、量子コンピューティングの向上や暗黒物質(ダークマター)の探索に向けた新たな道を開くものです。
アールト大学のアカデミー教授であるミッコ・モットネン氏率いるチームは、IQMおよびフィンランド技術研究センターと共同で研究を行いました。彼らは、微細な温度変化に反応する超伝導金属と常伝導金属を組み合わせてこのデバイスを構築しました。マイクロ波信号を慎重にフィルタリングした結果、このセンサーは0.83ゼプトジュールの電磁パルスを記録しました。研究チームによると、これほどの感度での熱量測定は今回が初めてとなります。