元アメリカ海洋大気庁(NOAA)の職員らが、以前政府のサイトで公開されていた気候情報へのアクセスを復元するウェブサイト「Climate.us」を開設した。この新たなプラットフォームは、昨年Climate.govが閉鎖されたことによる空白を埋めるために今週立ち上げられた。
このサイトは、政府効率化省による削減で解雇された元NOAA職員らによって構築された。かつてClimate.govのプロジェクトを率いたレベッカ・リンジー氏が、同僚2名と共にこの取り組みを主導している。彼らは2025年8月に、クラウドファンディングで約28万ドルを集め、80名のボランティア科学者を募った上で作業を開始した。
Climate.usは、気候ダッシュボード、ニュースアーカイブ、地図、教育資料など、旧サイトの主要な機能を再現している。リンジー氏は、政策提言を行わず、データを提示することに専念するという方針を強調した。匿名寄付者からの助成金により、少なくとも2027年2月までは運営が維持される見通しだ。
気候科学者のキャサリン・ヘイホー氏とグレッチェン・ガーキー氏は、今回のサイト立ち上げを歓迎した。両氏は、旧サイトが月間約100万人のユーザーに利用され、気候変動の傾向を理解するための信頼できる公的リソースとして機能していたと指摘している。