ニューヨークの若い映画ファンたちの間で、スティーブン・スピルバーグの最新作よりも、YouTube出身の監督2人による作品が興行的な成功を収めている。ワシントンスクエアパークでのインタビューからは、新進気鋭のクリエイターによる独創的で低予算な映画を好む傾向が浮き彫りになった。
カリー・バーカー監督の『Obsession』とケイン・パーソンズ監督の『Backrooms』が、この夏の興行成績を席巻している。『Obsession』は75万ドルの予算で全世界興行収入3億3400万ドル以上を記録。『Backrooms』は1000万ドルの予算に対し、公開初週末だけで8140万ドルを売り上げた。6月12日に『Disclosure Day』が公開されたスピルバーグ監督は、彼ら若き映画監督たちを称賛し、『Obsession』を高く評価していると語った。観客データによると、『Backrooms』の観客の86%が35歳以下であったのに対し、『Disclosure Day』の観客の59%は35歳以上が占めた。インタビューに応じた学生たちは、実写的なエフェクトや新しい才能を重視すると回答。また、バーカー監督のようにSNSでファンに直接返信する姿勢を、既存の映画監督にはない魅力として挙げている。