ジョージア州の裁判所は、2023年に飲酒運転の疑いがあるドライバーに衝突され死亡した博士課程の学生、ベス・ブキャナンさん(当時23)の遺族に対し、5600万ドルを超える賠償を命じた。ブキャナンさんは母親をアトランタ空港へ送る途中で、セサール・ラウダレス・マシアス容疑者が高速道路を逆走し、正面衝突した事故に巻き込まれた。遺族は、逃亡中の被告から支払いがなされるとは考えておらず、今回の判決は象徴的なものだと述べている。
ベス・ブキャナンさんは2023年2月13日午前3時頃、アトランタから約40マイル離れたジョージア州ウィンダーのパトリック・ミル・ロードSW近郊のユニバーシティ・パークウェイを走行中、母親のジュリー・オルソン=ブキャナンさんをアトランタ空港へ送っていた。当時25歳だったセサール・ラウダレス・マシアス容疑者は、違法なUターンをして逆走し、ブキャナンさんの乗っていた起亜ソウルに正面から衝突したとされる。2024年に提出された訴状によると、衝突の衝撃は激しく、目撃者は車が爆発したと思ったほどだった。ブキャナンさんはその場で死亡し、母親は重傷を負って数週間の入院を余儀なくされた。また、娘の安否を確かめる緊迫した911通報の内容など、深い精神的苦痛を抱え続けている。