ロサンゼルス・ドジャースの二刀流スター、翔平大谷が2026年のメジャーリーグシーズンに完全健康で臨み、未獲得のサイ・ヤング賞を視野に入れている。肘の怪我から回復し、春季トレーニングで投球練習を再開した大谷は、監督のデーブ・ロバーツ氏から高い期待を集めている。
2026年2月14日、アリゾナ州グレンデールのカムバック・ランチで、ドジャースの投手と捕手の春季トレーニング初日が行われた。5度のオールスター、4度の最優秀選手(MVP)、2度のワールドシリーズ優勝者であり、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)チャンピオンでもある大谷は、唯一の主要賞であるサイ・ヤング賞をまだ獲得していない。
監督のデーブ・ロバーツ氏は、「彼の期待は私のそれを上回るだろう」と述べ、「健康で登板を重ねれば、数字は自然についてくる」と語った。大谷は2023年以来、フルタイムの二刀流選手としてプレーする予定だ。2024年は肘の怪我で投球できず、2025年途中に復帰し、ポストシーズンで3勝0敗、防御率4.43を記録してドジャースの2連覇に貢献した。
オフシーズンを怪我なく過ごせた大谷は、「ようやく普通のオフシーズンを過ごせた。短かったが良いことだった」とコメント。31歳の大谷は今月初めにキャンプに到着し、金曜日のブルペンセッションは今季3回目で順調だった。次週には対戦打撃を予定し、その後東京で日本代表に合流してWBCに出場するが、投球はせず打撃に専念する。
ロバーツ氏はWBCでの投球を控える決定を「長期的な健康を優先した共同決定」と説明。「彼は2度の大きな手術を受けている人間だ。長いキャリアが待っている」と述べた。WBCは3月6日から17日まで2大陸で開催され、ドジャースの開幕戦(3月26日対アリゾナ・ダイヤモンドバックス)への準備が課題となる。チームは柔軟に対応する方針だ。
ドジャースはワールドシリーズのお気に入りで、フリーエージェント市場でカイル・タッカー外野手(4年2億4000万ドル)とエドウィン・ディアス救援投手(3年6900万ドル)を獲得した。ディアスは前季ニューヨーク・メッツで防御率1.63、28セーブを挙げていた。