ロサンゼルス・ドジャースの投手・山本由伸が2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として出場することが決まった。一方、チームメートの佐々木朗希はケガの懸念から欠場。山本の出場は、2025年の好成績とワールドシリーズMVPのパフォーマンスを経てのもの。大会は3月5日から17日まで、日本、プエルトリコ、米国で開催される。
ロサンゼルス・ドジャースの先発投手で現ワールドシリーズMVPの山本由伸が、次回のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として出場することが正式に決定した。ヤフー・ジャパンと中日新聞の報道によると、山本の参加は2023年の優勝タイトルを守る日本代表に大きな後押しとなる。27歳の山本は2023年12月にドジャースと12年3250万ドルの契約を結び、2025年には自身初のナショナル・リーグオールスターに選出され、NLサイ・ヤング賞投票で3位となった。
2025年レギュラーシーズンでは、山本は30先発173.2イニングで12勝8敗、防御率2.49、WHIP0.99、201奪三振を記録した。ポストシーズンでの活躍はさらに際立ち、37.1イニングで5勝1敗、防御率1.45、33奪三振をマーク。特にワールドシリーズのトロント・ブルージェイズ戦では第2戦と第6戦に先発し、12イニングで1失点にとどめ、第7戦では0日休息で2回2/3を無失点リリーフし、優勝を決定づけた。この試合の11回にウィル・スミスのホームランでタイトルを獲得、山本はシリーズ通算3勝目を挙げた。また、NLCS第2戦とワールドシリーズ第2戦では完投勝利を挙げている。
一方、ドジャースの佐々木朗希は日本代表を欠場する。24歳のルーキーは2025年を右肩のインピンジメントでほぼ棒に振り、シーズン序盤の不振後4カ月以上離脱した。佐々木は3月19日の東京ドームでのシカゴ・カブス戦でデビューし、3イニングで5四球。8先発で1勝1敗、防御率4.72、1試合平均5イニング未満で5月に故障者リスト入り。9月下旬に復帰し、ポストシーズンではリリーフで9試合10.2イニング防御率0.84、1失点と好投した。
ポストシーズンの成功にもかかわらず、佐々木のケガ歴と先発成績の不安定さが2026年への懸念材料となっている。ドジャースの野球運営社長アンドリュー・フリードマンはウィンターミーティングで、日本監督の伊場隆一郎との会談後、佐々木と山本に関する決定を進めていると語った。大谷翔平はすでに日本代表出場を表明している。
2026年WBCは3月5日から17日まで開催され、日本はオーストラリア、中国台北、チェコ、南韓国と同じC組。山本は2021年東京五輪と2023年WBCで日本代表として金メダルを獲得しており、2026年もさらなる栄冠を目指す。