オランダの時計メーカーHolthinrichsは、ブランド設立10周年を記念する初の特別モデルとして「Lab Series 1.S」と「Lab Series 1.GMT」を発表しました。両モデルとも3Dプリント製のチタンケースと、酸化銅による独特なパティナ(古色)加工が施されたドーム型ダイヤルが特徴です。各100本限定で、ブランドのウェブサイトから注文可能です。
オランダのデルフトに拠点を置くHolthinrichsは、同ブランドの歴史を踏まえ、初のモデルに見られたスモールセコンドレイアウトと、2021年の「Horlogerie Brut」コンセプトを融合させた「Lab Series 1.S」および「1.GMT」を発表しました。これらの時計は、独自のパティナ処理によってアズールブルーの基調に苔のようなグリーンのアクセントを加えた無垢の銅製ダイヤルを採用しています。ケースは幅38.5mm、全長46mm、厚さ9.85mm(ドーム型サファイアクリスタルを除く)のグレード5チタン製で、スケルトン加工されたラグが独特の雰囲気を醸し出しています。ケースは3Dプリント製であり、2024年の以前の報道で触れられたCNC加工の「Signature Ornament」モデルとは異なります。「Lab Series 1.S」は、中央から放射状に広がるサンバースト模様のスモールセコンドカウンター、チタン製のカンチレバー型インデックスを備え、ムーブメントには31石、56時間のパワーリザーブ、毎時28,800振動を誇るSellita社製SW360-1を搭載しています。シースルーバックからは、青と紫の色調に仕上げられた手彫りのタングステン製ローターが見えます。コニャックカラーのルースターレッグレザー(雄鶏の脚の革)ストラップとチタン製バックルが組み合わされ、価格は税抜5,900ユーロです。「Lab Series 1.GMT」のダイヤルには、北極を中心とした地球の正距方位図法によるトラベラーズマップが描かれ、ドットマーカーとブレゲスタイルの数字による24時間リングが配されています。ムーブメントは25石で、同じ振動数とパワーリザーブを備えたSellita社製SW330-2(GMT機能付き)を搭載し、針とインデックスには夜光塗料が塗布されています。バーガンディカラーのルースターレッグレザーストラップとチタン製ピンバックルが付属し、価格は税抜6,500ユーロです。実機からは、インダストリアルな質感とアールデコ調の優雅さが融合した、エレガントでありながらも際立った存在感が感じられます。