米下院は水曜日、国防総省向けに1.1兆ドル超を充てる予算案に加え、イランとの戦争関連予算700億ドル超を含む950億ドルの予算枠組み案を可決した。
国家防衛権限法(NDAA)は賛成216票、反対212票で可決され、民主党議員6名が共和党側に回った。同法案は今後上院に送られるが、先週には民主党が以前の法案を阻止しており、上院での審議の行方は不透明となっている。
マイク・ジョンソン下院議長は、この措置は国防に対する世代的な投資であると述べた。一方、民主党は軍事費の増額と国内プログラムの削減や減税を組み合わせている点を批判しており、アダム・スミス下院議員はこのような手法は持続不可能であると指摘した。
また、下院は別に、950億ドルの調整予算案を賛成216票、反対214票の僅差で可決した。この枠組みには農業従事者向けの120億ドルや「SAVE America Act」の規定に関する資金も盛り込まれている。
ピート・ヘグセス国防長官は火曜日の証言で、これまでのイランとの戦争による戦費は375億ドルに達し、米軍兵士18名が死亡、約500名が負傷したと報告した。同長官は、追加予算が確保されなければ、兵士への給与支払いや部隊の即応能力に支障をきたす可能性があると警告した。