下院の8月休会まで残り1週間となり、マイク・ジョンソン議長は、追加防衛予算、選挙の公正性を確保する措置、議員の株式取引禁止など、優先事項の推進を目指している。
共和党の過半数議席がわずかである中、中間選挙を数ヶ月後に控え、下院は過密な議題に直面している。ジョンソン議長は、950億ドルの防衛支出調整法案、有権者の身分証明と市民権の証明を義務付ける大統領の「SAVE America Act」、そして11月の選挙以降も政府資金を継続させる措置の進展を図っている。
共和党内では、新たな防衛費に対する財源の不備や、既存の保有株式の保持を認める株式取引禁止措置への反発から、内部対立が生じている。上院では大半の法案に60票が必要となるが、共和党議員は53名にとどまっており、可決の見通しは限られている。
トランプ大統領は、選挙不正への懸念を理由に「SAVE America Act」を最優先事項として強調している。民主党は同法案に反対しており、株式取引の制限についても一部の共和党議員と同様の懸念を抱いている。
共和党の戦略家ロブ・バージェス氏は、議会運営の計算上の難しさを指摘しつつも、休会前に軍を支援し、選挙を確実に保護する必要性を強調した。