テキサス州ヒューストンの当局は、23歳のアシャンティ・アレンさんとその胎児を殺害したとして、加重殺人罪で指名手配されているケビン・フォウ容疑者(24)の行方を追っている。妊娠8ヶ月だったアレンさんは4月8日に行方不明となり、16日にチムニー・ロック・パーク近くで遺体で発見された。容疑者には被害者に対するドメスティックバイオレンスの前歴がある。
アシャンティ・アレンさんは4月8日、ヒューストン市サウスメイン地区のメインストリート8700ブロック付近から車で立ち去るのを最後に見かけられていた。当時彼女が乗っていた母親の車は、後に警察が回収している。翌日、彼女の家族の元に「家を出て戻らない」という内容のテキストメッセージが彼女の携帯電話から届いたが、ベビー用品を含むすべての所持品がアパートに残されたままだったため、家族はこれを不審に感じていた。ヒューストン警察(HPD)によると、アレンさんはハイリスク妊娠の状態にあった。死因については公表されていない。HPDは今週、ケビン・フォウ容疑者を加重殺人罪で訴追するプレスリリースを発表した。当初は殺人罪で立件されていたが、後に罪状が引き上げられた形となる。フォウ容疑者はアレンさんのお腹の子の父親であった。アレンさんの遺体は4月16日深夜、自宅から南西に約6マイル(約9.6キロ)離れたチムニー・ロック・パーク近隣のウィロー・ウォーターホール・バイユー沿いで発見された。遺族はKHOUに対し、彼女と胎児の両方が死亡したことを認めている。父親は同局の取材に対し、悲痛な胸の内を語った。「娘の訃報を聞いて泣き叫びましたが、今はただ体が麻痺したようです。もう何を考えればいいのか分かりません。どうしてこのようなことをした人間が、私たちの社会で自由に歩き回れるのでしょうか」。さらに「チャイルドシートとベビーカーを買いに行くところでした。普通で、可愛くて、働いて人生を歩もうとしていた娘だったのに」と付け加えた。フォウ容疑者には、アレンさんに対する暴力の記録がある。KRIVが入手した裁判記録によると、容疑者は2025年9月に継続的な家庭内暴力による暴行罪で起訴されている。今年2月には家族に対する軽罪の暴行罪を認め、280日の禁錮刑(うち143日分は勾留期間として算入済み、早期釈放あり)を言い渡されていた。HPDはフォウ容疑者の居場所に関する情報を、殺人課(713-308-3600)またはクライム・ストッパーズ(713-222-TIPS)まで寄せるよう呼びかけている。