日本政府は、金曜日、核兵器保有を提案した高官の発言を受け、核兵器を保有しないという長年の誓約を再確認した。野党は首相の解任を求め、政府は三つの非核原則に忠実であると強調している。
日本政府は12月19日、首相・高市早苗氏の事務所に所属する高官が核兵器保有を提案したとの報道を受け、非核三原則を堅持する姿勢を改めて示した。この高官は、安全保障環境の悪化を理由に核兵器が必要だと述べ、政治的に難しいことを認めていたとNHKなどが報じている。
内閣官房長官の木原稔氏は東京での記者会見で、核政策に変更はないと述べたが、発言へのコメントや高官の処分については言及を避けた。野党の憲法民主党代表・野田佳彦氏は、高市首相が非核三原則を明確に支持していない点を指摘し、高官の解雇を求めた。高市氏は以前、核兵器の日本進入を禁じる原則の見直しを主張したことがある。
日本は広島・長崎への原爆投下の唯一の被爆国として、非核三原則(保有せず、製造せず、持ち込ませず)を掲げてきた。しかし、トランプ米大統領下の米安保の信頼性への懸念や、中国、ロシア、北朝鮮の脅威が議論を再燃させている。ロイターの調査では、政治・世論の間で原則緩和の機運が高まっている。
国際基督教大学の上野景教授は、これらの発言を「政策変更に向けた世論形成の試金石」と分析。太郎河野自民党議員は、核保有の是非についての広範な議論を呼びかけた。一方、中国など近隣国からの反発も懸念される。高市首相は先月、台湾有事での日本対応をめぐり中国を刺激する発言をし、日中関係を悪化させた。
政府は世論の反応を注視し、状況の沈静化を待つ方針だ。