元『オーバーウォッチ』ゲームディレクターのジェフ・カプラン氏が、ブリザードがトレーサーの尻のデザインを変更したという噂を否定した。配信中のファンからの質問に対し、カプラン氏は「全く変わっていない」と強調した。このコメントは、長年ファンの間で語られてきた「ナーフ(弱体化)」疑惑に終止符を打つものとなる。
ブリザードを退社するまで『オーバーウォッチ』のディレクターを務めたジェフ・カプラン氏が、自身が手がける新作ゲーム『The Legend of California』のプロモーション配信の中で、ファンの間で根強く信じられてきた疑惑について言及した。視聴者から「なぜトレーサーの尻をナーフしたのか」という質問が寄せられた。これは、10年以上前のゲーム初期に話題となった、タイトなパンツを履いたキャラクターの勝利ポーズのデザインに関するものだ。カプラン氏はこれをきっぱりと否定し、「実際にはトレーサーの尻をナーフなどしていない。全く変わっていない」と答えた。この事実は、ブリザードが修正パッチを当てたと記憶しているファンにとってのマンデラ効果であることを示唆している。トレーサーの独特な外見は『オーバーウォッチ 2』のリデザインや様々なスキンを通じても引き継がれており、勝利アニメーションでの表示の仕方は異なっていても、その造形自体は維持されている。ジェイク・ラッキー氏が2026年4月9日にXでこのやり取りを共有し、「『オーバーウォッチ』の生みの親ジェフ・カプラン氏が、ブリザードはトレーサーの尻をナーフしておらず、変わっていないことを認めた」というキャプションと共にクリップ動画を投稿した。かつてはヒーローシューターの看板キャラクターとして大々的なプロモーションや物語の主軸を担っていたトレーサーだが、現在はキリコやジュノ、そしてシーズン2開始となる4月14日にリリース予定の第51のヒーロー「シエラ」といった新キャラクターたちの陰に隠れ、以前ほどの存在感は示していない。なお、そのアップデートでは、アンラン(Anran)のデザインも他の類似したヒーローと区別するために調整される予定だ。