NFLドラフトアナリストのダニエル・ジェレマイア氏は、ピッツバーグ・スティーラーズがドラフト1巡目でユタ大学のオフェンシブタックル、スペンサー・ファノを指名した場合、トロイ・ファウタヌを左タックルへコンバートすることを提案した。「ザ・マイナ・カームズ・ショー」に出演した同氏は、この指名を非常に価値の高いものと評した。これは、同ポジションにおけるブロデリック・ジョーンズのパフォーマンスへの懸念を受けての提案である。
ピッツバーグ・スティーラーズは近年のドラフトでザック・フレイジャー、メイソン・マコーミック、トロイ・ファウタヌらを指名し、将来の先発候補としてオフェンシブラインの強化を図ってきた。しかし、ブロデリック・ジョーンズは指名以来苦戦が続いており、今年のドラフト全体21位指名でオフェンシブタックルの補強が優先事項となっている。ジェレマイア氏は、ファノがファウタヌと並んでラインを支える理想的な補強になると強調した。ジェレマイア氏は次のように述べている。「素晴らしい価値のある指名になるだろう。ファウタヌが我々のところに残っているとは思わなかった。今の彼なら左タックルにコンバートできると思う。非常に運動能力が高く、リーチも長い。ファノが右でファウタヌが左に入れば、極めて運動能力の高い二人のタックルが揃うことになる」。ファノはユタ大学で3シーズンにわたり活躍し、35試合に先発。許したサックはわずか3回で、最終年はサックゼロを記録した。ファウタヌは2024年のドラフトで予想外の指名を受けた後、右タックルとして定着した。一方、大学時代に主に左タックルを務めていたジョーンズは、ダン・ムーア・ジュニアの存在により加入直後からポジション変更を余儀なくされ、不安定なプレーが続いていた。2025年に左タックルへ復帰したものの、第12週の首の怪我でシーズンを早々に終えるという苦い結果となった。右タックルで24試合、左で11試合の先発経験を持つファノを指名する場合、ポジション調整が必要となる。スティーラーズは、大学時代にガードや左サイドでのプレー経験も持つファウタヌを移動させるか、経験の浅いサイドでのプレーとなるファノを適応させる必要がある。