2025年にオースティン・メトカーフさんを殺害した罪で懲役35年の判決を受けたカーメロ・アンソニー(19)が、判決の翌日にテキサス州ナバソタの州立刑務所へ移送された。テキサス州の陪審は同被告に第一級殺人の有罪判決を下しており、アンソニー側は控訴している。
アンソニーは2025年4月、テキサス州フリスコで開催された陸上競技大会の会場で、当時17歳のメトカーフさんを刺殺した罪で有罪となった。裁判では、複数の証言から陪審が被告の正当防衛の主張を退け、結審に至った。
判決の翌日、アンソニーはウォレス・パック・ユニットに移送された。収監時に撮影された顔写真では、頭髪が剃り落とされているのが確認できる。被告は控訴審に向けて国選弁護人を申請したが、クラウドファンディングサイト「GiveSendGo」を通じて63万5000ドル以上の資金が集まっていたにもかかわらず、自身の経済的困窮を主張している。
アンソニーの母親であるケイラ・ヘイズは、CBSテキサスに対し、息子は正当防衛であったと述べ、証人たちが法廷で虚偽の証言をしたと訴えた。父親のアンドリュー・アンソニーは、世論が裁判の結果をあらかじめ決めていたと語った。
テキサス州選出のジャスミン・クロケット下院議員は、今回の判決は司法制度の欠陥を反映したものだと述べ、評決に人種問題が影響した可能性を示唆した。