起亜(Kia Corp.)が発表した第1四半期の純利益は、前年同期比23.5%減の1兆8300億ウォン(約12億ドル)となり、市場予想の1兆9100億ウォンを下回った。米国の輸入関税の影響やウォン安が背景にあり、いずれも決算発表前の予測で指摘されていた要因である。売上高は5.3%増の29兆5000億ウォンで、過去最高を記録した。
韓国第2位の自動車メーカーである起亜は、4月24日の規制当局への届け出により、第1四半期の純利益が前年同期の2兆3900億ウォンから23.5%減の1兆8300億ウォンとなったことを明らかにした。これは、決算発表前にまとめられたアナリスト予想平均(1兆9100億ウォン)を下回る水準だった。営業利益は26.7%減の2兆2000億ウォンとなり、予測されていた22.6%減(2兆3200億ウォン)を上回る減少幅となった一方、売上高は5.3%増の29兆5000億ウォン(予想値は29兆6200億ウォン)で、過去最高を更新した。
起亜は減益の要因として、四半期を通じて業績を圧迫した7550億ウォン規模の米国輸入関税の影響と、韓国ウォン安による逆風を挙げた。これは現代自動車および起亜の決算を前に市場で懸念されていた内容と一致する。
世界販売台数は前年同期比0.9%増の77万9000台で、暫定データ(77万9169台)と概ね一致した。内訳は韓国国内が14万1000台、海外が63万8000台となっている。環境対応車は23万2000台で、総販売台数に占める割合は昨年の23.1%から29.7%へと上昇した。
同社の担当者は「米国の関税といった短期的なコストは発生したものの、世界市場でのシェアを拡大し、環境対応車を通じて質的な成長を追求している」と述べ、「高付加価値モデルへの販売ミックスの改善やコスト削減を通じて、収益性を維持していく」と語った。