チャールズ3世国王とカミラ王妃は、水曜夜にニューヨークのクリスティーズで開催された「キングズ・トラスト」創設50周年記念ガラにサプライズで登場した。このイベントでは、若者の失業問題に取り組むための資金として300万ドル以上が集まった。カーリー・クロス、マーサ・スチュワート、ドナテラ・ヴェルサーチといった著名人が、英国風の祝祭ムードの中でロイヤルカップルと顔を揃えた。
1976年にチャールズ国王が皇太子時代に創設した「キングズ・トラスト」は、クリスティーズのオークションハウスで華やかなガラを開催し、50周年を祝った。現在20カ国で活動するこの慈善団体は、150万人以上の若者に対し、職業上の成功に向けたスキルと自信を身につけるための支援を行ってきた。ライオネル・リッチー、エドワード・エニンフル(OBE)、シャーロット・ティルブリーが共同議長を務めた今年のイベントは、300万ドル以上の寄付金を集め、これまでで最も成功したものとなった。招待客は、マティスの作品やジャコメッティの彫刻が飾られた会場で、スモークサーモンのカナッペやシグネット・ジンのマティーニを堪能した。会場では、タータンチェックやパールを身にまとったファッションアイコンのほか、カーリー・クロスの赤いロングドレスやマーサ・スチュワートの青いスパンコールのドレスなど、豪華な装いが目を引いた。ドナテラ・ヴェルサーチ、ステラ・マッカートニー、メーガン・ファヒ、レオ・ウッドールらも会場で交流した。米国を4日間訪問中のチャールズ国王とカミラ王妃は午後6時半頃に到着。握手を交わした後、トリスタン・ギルクリスト駐米英国大使による、フランクリン・ルーズベルト大統領との歴史的な「ロイヤル・ホットドッグ・ピクニック」に言及した紹介スピーチに耳を傾け、国王は笑みをこぼした。チャールズ国王は英米関係について「我々は力を合わせることでより偉大になれる。それが肝心なのです」と挨拶し、ライオネル・リッチーに対しては「彼はポートワインでうがいをしているに違いない」とジョークを飛ばした。ゲストがディナーのために上階へ移動した後、国王夫妻は静かに会場を後にし、夜のひとときに忘れがたい王室の彩りを添えた。今回のガラは、カミラ王妃がサラ・ジェシカ・パーカーと図書館を訪問したことに続くイベントであり、夫妻の訪米の締めくくりとなった。