KISSは、バンド自身が書き下ろした新曲や往年のヒット曲をフィーチャーしたデジタルアバターショーを、2028年にラスベガスで上演すると発表した。制作は、ABBAの『Voyage』を手掛けたPophouse Entertainmentが担当する。ジーン・シモンズとポール・スタンレーが、Pollstar誌のインタビューで詳細を語った。
KISSのメンバーであるジーン・シモンズとポール・スタンレーは、Pollstar誌のインタビューでバンドのデジタルアバター公演の計画を明かした。このショーは2028年にラスベガスで初演される予定で、Pophouse Entertainmentにとっては米国初の制作プロジェクトとなる。同社は、ロンドンで成功を収めているABBAの『Voyage』アバターショーの技術を統括している。アバターは「デーモン」や「スターチャイルド」といったバンドの象徴的なペルソナを体現するもので、シモンズはラインナップの柔軟性について、「象徴的なキャラクターであるデーモンやスターチャイルドなどが登場する。そのラインナップに誰を配置するかは、あなた次第だ」と述べている。スタンレーはセットリストについて「長年の名曲のすべてと、いくつかのサプライズが含まれる」とし、シモンズはバンドが書き下ろした「新曲」もフィーチャーされると付け加えた。これは、2023年12月にマディソン・スクエア・ガーデンで行われたバンドのフェアウェルツアー最終公演に続く動きだ。同公演では、『God Gave Rock And Roll To You』の演奏中にホログラムが初めて披露された。シモンズはその際、当初の複雑な反応を受けてアバターを改善するために「約2億ドル」を投資したと述べていた。初期のティーザーでは2027年の開始が示唆されていたが、スケジュールはわずかに変更された。2024年11月、スタンレーはこの制作を「シルク・ドゥ・ソレイユとスター・ウォーズ、そしてKISSのコンサートを掛け合わせたもの」と例え、アバターはバンドメンバーと「見分けがつかない」ものになると強調した。